会津の佐藤真也さんからのお便りです

地区の行事がありましたのでお知らせ致します。

雪が少ない正月を迎えましたが、本日は「歳の神」が行われました。

五穀豊穣と家内安全をお祈りする行事です。

昼間のうちに小学生と青年会の若い衆が家々を回り、稲わらを集めて山を作ります。

私が子供の頃は、屋根より高い山が作られていましたが、今ではわらの集まる量が年々減少して、背丈ほどの高さにしかなりません。

これも農業離れなのでしょうか。
例年ですと、山が作られる田んぼまでの道のりを、役員が除雪をすることから始まるのですが、今年は雪がありません。

作業は楽でしょうが、雪不足=水田の用水不足 が今から心配でなりません。
夜の6時30分に点火をしてお祭りごとが始まりました。

昨年1年間に神棚にお供えしていたお札をそこで焚きます。

皆々「昨年はお世話になりました、今年も無病息災でありますように」とお祈りします。

20160118

そしてその火で、年末にお供えしたお餅を焼いて、家に持ち帰り家族で頂きます。

火の後始末は消防団のお役目、ご苦労様です。

天気予報は明日から今季一番の大雪の予報です。

また毎日、除雪に追われる日が始まりそうです。

会津の正月の行事でした。