令和5年8月
穂肥作業完了!出穂期に入りました
全国的に例年と比べ高温となっている今年の夏ですが、十日町でも35℃を超える日もあり雨が降らない日が続いています。十日町市は昼夜の寒暖差が激しくお米の栽培に適した自然環境となっていますが、今年は夜間も気温が高く、稲が夜も活動を続けるため、肥料の消費が激しく、多くの穂肥を必要としました。
7月時点で8月中は気温の高い日が続く予報となっていたため、全量基肥(一発)体系や分施体系の2回目穂肥施用後で葉色が淡い状態が続く場合は、栄養凋落による品質低下を避けるため、追加穂肥を実施するよう指導しました。
十日町では8月に異常高温が2回発生しました。その都度、生産者には速やかにかん水し、高温障害から守るよう指導を行いましたが、8月に入ってからは晴れの日が続いており、水が不足している地域が多いのが現状です。山間地の天水田の圃場は干上がっている圃場が多く存在します。
ここ数年は異常気象が続いていますが、特に今年は気温が高い年となっています。JA十日町では高温対策としてケイ酸の施肥を推奨しています。ケイ酸を多く撒くことで根の張りが良くなり、稲の体温を下げる効果があります。