会津の佐藤真也さんからのお便りです

9月下旬より、稲刈りに入りました。

ひとめぼれ、ミルキークイーンが終わり、ようやくコシヒカリの刈り取りです。

出穂が平年より若干遅れたので、作業も遅れ気味。

台風がいくつか通過し、秋雨前線が停滞したので雨の日が多く、思うように進みません。

それでも暴風雨の直撃を免れ、倒伏もせずに順調に進んでいます。

明日10月8日は24節気の寒露。

秋雨前線が移動し、移動性高気圧が来るようになるので、朝晩は冷えるようになります。

今日は久しぶりに青空がのぞいたので、研究会の皆さんと写真を撮ってみました。

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今年は幼穂形成期(7月中旬から下旬)以降の日照が少なく、一穂の着粒数が少ないです。

普段ですと一穂に100~120粒のモミが付くのですが、1割ちょっとは少ないでしょうか。

登熟もゆっくり進みましたので、品質には影響がないようです。

稲穂の部分が軽いので、倒伏もしなかったようですね。

(新聞では作況予測も出ていましたが、どうしていつも現場とかけ離れているのでしょうかね)

 

現在、刈り取りの真っ最中です。

ゆっくり乾燥、籾摺り、袋詰め → 検査場搬入、検査

となりますので、新米の出庫まではもう少しばかりお待ちください。

大事な稲を、丁寧に刈り取ってまいります。

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