7月
【令和2年産十日町産魚沼コシヒカリ】
田植えから1か月以上が経ち、中干しと溝切りの作業に入っています。天候の状況も順調に進んでおり、晴れの日が何日も続かず適度に雨の日もあり、水不足だった田んぼも息を吹き返してきています。今後は暑い日が続くことが予想されますが、JA十日町では、最近の異常気象にも負けない栽培指導をしており、中干し完了後に中間追肥としてケイ酸入りの肥料を散布するよう呼びかけています。ケイ酸入りの肥料を散布することによって稲の茎が固くなり、倒伏の軽減になります。また、稲の根の張りも良くなり、高温時の水分の吸収を良くする効果が得られます。
今年もおいしいお米を消費者の皆様に届けられるよう、生産者とJAが一丸となって頑張っていきます‼
【 順調に生育中‼】 写真は6月25日(木)のものです。
中里地区での生育調査の結果(5/28田植え)
調査日(6/29)月 草丈(平均) 56cm
茎数(平均) 31本
葉色(SPAD値) 40 生育が2~3日例年より早い
【JAの取り組み】
子供たちへの食農教育として、例年「どろんこキッズスクール」という田植体験や稲刈り体験など、農に関わる体験の出来るイベントを行ってまいりましたが、今年度はコロナ禍で中止となってしまいました。「どろんこキッズスクール」を楽しみにしていた児童に対し、非集合型の食農イベント「バケツ栽培コンクール」を企画しました。
子供達には、同じ条件で苗を植えたバケツ稲を配布し、自宅で収穫の時期まで育て、稲の成長を間近で見て観察日記をつけてもらいます。栽培中はJAの営農担当が定期的に参加者の家を巡回し、アドバイスを行います。
子供たちは「枯れないように大切に育てたい!」と話していました。
コロナで人が集まるイベントが難しい中、地域密着だからこそできるイベントです‼