会津の田んぼには、7ヶ月ぶりに稲の姿が戻ってきました。田植作業が終わって1週間が経ち、幼かった苗が見事に根付いて、葉色が出ました。集落から出ると、そこには緑の景色が清々しく広がっています。
私はこの時期が好きです。4月後半から始まった春作業が一段落した安堵感。「今年も元気な稲穂を着けて下さい」との期待感。植物が大地に根を張り、太陽と水と、微生物が分解してくれた栄養を取り込んでいる生命感。様々な思いが、この景色から受け取れます。
山々から湧き出した水は、雪が少なかった影響もなく、順調に流れています。自然災害が無いことを祈るばかり。
さて、これからは水の管理と畦草刈りの日々を迎えますが、何よりも楽しみなのが、某テレビドラマの「エール」。福島が生んだ作曲家・古関裕而さんがモデルとなっていますので、皆さんも是非ご覧になって下さいね。