会津の佐藤真也さんからお便りが届きました。

5月に入りました。

今週から一気に気温が上がり、田圃の仕事が急ピッチで進んでます。ハウスでは4月22日に播種した育苗箱が芽を出しています。播種当日は寒い北風が吹いていたのですが、ここに来て高温。まだまだ赤ちゃんなので、温度と湿度には最大の気を配っているところです。

一方では、畦塗、恒例の排水路の土砂上げを気合を入れて終わらせ、そこでようやく乾きだした田圃へは堆肥散布を開始中です。

冬の間に鈍っていた身体がやっと目を覚まして慣れてきました。

牛小屋では、4月18日に誕生したばかりのニューフェイス。男の子。お母さん牛は初めてのお産の割にはスピード安産でしたが、上手にお乳を上げられません。おっぱいの張りも今一つで、子牛を角でつつき、足蹴りです。お母さん牛は普段はおとなしい性格なのですが、初めてのことに戸惑っているのでしょう。

朝と晩、お母さん牛を繋いで、子牛を誘導させてお乳を飲ませています。

でもお乳の量もまだ増えず、牛用の粉ミルクで不足分を補ってます。

子牛は近くに行くと寄ってきて、「おっぱいちょーだい」と口を伸ばしてくるのが可愛いんです。

 

ハウスと牛舎の二つの赤ちゃんに気を配りながら、田植えまでの作業を頑張っていきますよ。

新型コロナウィルスが一日も早く終息し、普段の経済状態に戻りますように、と心から祈ってます。