11月の産地情報
29年産米は倒伏や天候の関係で、稲刈りがなかなか進まない地域もありました。稲刈り後、田んぼを耕す作業(秋作業)も概ね完了しました。
《秋作業の様子》
11月16日に、例年に比べ少し早い初雪が降りました☃
現在はほぼ消えましたが、寒さも次第に強くなり、もうじき雪深い季節が始まりそうです。
安心で安全な美味しいお米を食卓へ田中精米店
平成29年十日町産魚沼コシヒカリ 7月
5月下旬以降に田植えを行った田んぼにつきましては、低温から初期生育に影響が見られました。それらの田んぼも6月下旬に入り、茎数・葉色の回復はしたものの、葉色は淡く茎数が少ない田んぼが見受けられます。
5月15日頃までに田植えされた田んぼにつきましては、十分な茎数の時点で中干し・溝切りを行い、無効分けつの抑制、根の健全化を図っています。水管理、畔の草刈りとこまめな管理が重要な時期になります。
※茎数280本/㎡が中干開始の目安です。(田植え後25~30日)
中干し:田面に小ヒビが入る程度乾かし、無効分けつの抑制(品質の良い米を残すため、茎の数を調整)、根の健全化を図る作業のこと。
溝切り:多面に溝を入れ速やかな入水や排水を可能にするための作業のこと。