8月
【令和2年十日町産魚沼コシヒカリ】
穂肥作業完了‼出穂期に入りました‼
追肥の様子
十日町では徐々にコシヒカリの出穂が始まっております。梅雨が長引き、日照時間も少なかったことから、品質面・生育面ともに心配をしておりましたが、今のところ順調に生育しています。例年と比較すると若干草丈が長くなっておりますので、倒伏防止に向けて呼びかけを行って参ります。
これからの時期は、「カメムシ対策」「異常気象対策」が大切になってきます。今年の病害虫調査によると、カメムシの発生率が例年に比べ高い傾向にあります。カメムシ対策を徹底し品質管理に努めていきます。また、フェーン現象、高温等、異常気象対策の徹底も行って参ります。適切な水管理を行い、登熟初期による品質低下を防いでいきます。これらの対策はメール、看板などにより農家にタイムリーに情報提供を行っております。これから夏本番を迎えますが、熱中症対策を十分に行いながら、生産者、行政、JA が一体となり高品質米生産に向けて頑張って参ります。
十日町地域の展示田圃 7月27日の写真
中里地区での生育調査の結果
標高200m前後(5/28田植え) 調査日7/30(木)
草丈(平均) 94cm 茎数(平均) 23本 葉色(SPAD値) 36
生育は例年並み
JA十日町の特産品紹介
名前の由来は、伊達政宗の幼少期の名「梵天丸」から付けられました。本来は小ナスとして栽培されている梵天丸ナスですが、JA十日町ではやや大きめに栽培しています。ナスは独特の歯ごたえがあり、漬物にしても良し、焼きナスや煮物などに良し、と様々な料理に応用が出来る大変便利な野菜です。ナスが紫色をしているのは、アントシアニンという色素が関係しています。この色素はブルーベリーの藍色と同じ成分です。他にも、ナスニンやルチンといった成分も含まれています。