JA魚沼からお便りが届きました。

令和7年3月

【JA魚沼産地情報】

 

 

〇令和7年産米に向け農作業が始まります

今年は大雪の影響で3月に入ってもまだまだ雪が積もっていますが、7年産米に向けた準備がすでに始まっています。現在、JAでは様々な品種の温湯消毒を行っており、育苗に向けて準備を進めています。

また、全農新潟県本部が令和7年産魚沼コシヒカリのJA仮渡金最低保証額を25,000円と公表しましたことを受け、JA魚沼は令和7年産米の販売目標価格を33,000~28,000円と提示しました。販売目標価格を生産者に示すことで出荷契約数量の積み上げを図ってまいります。

〇温湯消毒

当JAでは、農薬を使わずに60℃のお湯に10分間つけてコシヒカリの種籾の消毒をし、伝染病や病害虫の防除を行います。

温湯消毒は苗半作と言われるように稲作作業において、重要な作業で、おいしいお米作りの第一歩になります。

温湯消毒の作業手順

 60℃のお湯に10分間浸す

 種籾を脱水する

乾燥室で適度に乾かす

 

JA魚沼からお便りが届きました。

令和7年2月

【JA魚沼産地情報】

 

数年ぶりの大雪となりました⛄

1月までは晴れの日が多く、寒波の影響もほとんどなく、あまり雪が降りませんでしたが、2月に入ってからの大寒波で十日町は数年ぶりの大雪となりました。去年は一度も行わなかった除雪ですが、市内では家の雪下ろしや道路除雪が頻繁に行われています。JAでも各施設の除雪作業に追われ、職員総出で除雪を行っています。

十日町積雪情報

令和6年2月14日       令和7年2月14日

十日町… 59cm       十日町…197cm

川 西… 91cm       川 西…257cm

松之山… 138cm       松之山…338cm

  (中里カントリーの除雪をした時に屋根の上から撮影した写真)

 

今年は例年並みに雪が降ったおかげでJAの雪室倉庫に入れる雪にも困らず、春先に水不足で農作業ができないということはなさそうです。

JA魚沼からお便りが届きました。

令和7年1月

JA魚沼産地情報】

 

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします

十日町は年末年始に大寒波が襲来したことで大雪や吹雪の日が続き、厳しい寒さの正月となりました。昨年は、春の農作業に影響を及ぼすほどの小雪でしたが、今年は例年並みかそれ以上の積雪が予想されます。

除雪作業には骨を折りますが、米の生育期にはたくさんの水が必要となります。1月も寒気の影響から雪の降る日が多いことが予想されますので、十分注意して車の運転や除雪作業を行いたいと思います。

        積雪情報

令和6年1月6日          令和7年1月6日

十日町…10cm          十日町…66cm

川 西…22cm    ➡     川 西…107cm

松之山…34cm          松之山…170cm

 

 

JA魚沼からお便りが届きました。

令和6年12月

【JA魚沼産地情報】 

雪深い冬までもう少し!

☆初雪情報☆

12月7日に初雪が観測されました。その後も断続的に降雪があり、いまではうっすらと雪が積もっています。

11月下旬ごろから気温が一気に下がり冬に向かっているなと感じられる季節になりました。十日町で暮らす人々は秋作業が終わると家の窓や庭木に雪囲いをしたり、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えたりと冬に向けて準備をします。JA魚沼十日町地域でも米倉庫や各事務所の雪囲いの準備はばっちりです。豪雪地帯の十日町では雪の重さで木が折れたり、家の一部が壊れたり、道路が凍ってしまうためこのような準備は欠かせません。しかしながら、その反面、多くの雪が降ることで雪室倉庫での食糧保存が可能になったり、次の年の稲作づくりに欠かせない雪解け水が確保できるなど多くの恩恵も受けています。

12/16現在で雪がうっすらと積もっており、大雪が予想されます。雪と寒さに負けず、今年も乗り越えていきます。

 

 

JA魚沼からお便りが届きました。

令和6年11月

【JA魚沼産地情報】 

 農林水産省が公表した6年産米新潟県内中越地区の作況指数は99(9/25時点)と2年連続で「やや不良」という結果となりました。

6年産米におけるJA魚沼の状況としては8月中旬からの早期倒伏と高温の影響により早期刈取りを生産者へ呼びかけましたが、9月中旬の刈取り最盛期に2週間ほどの断続的な降雨により刈遅れとなりました。品質については、倒伏・刈遅れの影響により未熟粒・胴割粒が主な格落ち要因となり、コシヒカリの1等比率は約60%となりました。収量については同じく倒伏と刈遅れの影響により反収1~2俵の減少となりました。

JAグループへの集荷結集にむけて7年産米の集荷・販売方針は大きな課題となります。次年度に向けて対策を協議して参ります。

秋うち・・・稲刈りが終わってから田んぼを耕す作業

稲刈りが終わってからトラクターで田んぼを耕し、田んぼの中に稲わらをすき込んでいきます。春ではなく秋のうちに稲わらをすき込むことで土が柔らかくなる、土壌中の窒素量が増えるなど堆肥とほぼ同じ効果が得られ、ワキ(硫化水素、メタンガス)の発生を抑え根腐れなどの生育障害を軽減できます。

生産者の方々は、稲刈り後も来年おいしいお米が収穫できるように努力しています。