十日町からお便りが届きました。

令和5年12月

【JA十日町産地情報】

雪深い冬までもう少し!

☆初雪情報☆

11月24日に初雪が観測されましたが、その後の降雪はありません。年々雪の降る時期が遅くなっているように感じます。

 

11月下旬ごろから気温が一気に下がり冬に向かっているなと感じられる季節になりました。十日町で暮らす人々は秋作業が終わると家の窓や庭木に雪囲いをしたり、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えたりと冬に向けて準備をします。

JA十日町でも米倉庫や各事務所の雪囲いの準備はばっちりです。豪雪地帯の十日町では雪の重さで木が折れたり、家の一部が壊れたり、道路が凍ってしまうためこのような準備は欠かせません。しかしながら、その反面、多くの雪が降ることで雪室倉庫で食糧を保存が可能になったり、次の年の稲作づくりに欠かせない雪解け水が確保できるなど多くの恩恵も受けています。

今年は、12/14現在でまだ雪は積もっていませんが、雪と寒さに負けず、今年も乗り越えていきます。

 

十日町からお便りが届きました。

令和5年11月

【JA十日町産地情報】

北陸農政局が公表した新潟県内中越地区の作況指数は96(10/25時点)でやや不良となりましたが、5年産米は規格外の数量が多いことにより作況指数以上に収量減となっております。

5年産米につきましては、JA十日町が当初計画していた集荷量に対して大幅な減となっており、集荷実績は1等~規格外を含めて契約対比で約88%と非常に厳しい状況となっております。収量減の要因としまして、5月下旬から6月中旬の日照不足、7月下旬から9月上旬の記録的高温少雨が影響していると考えられます。品質については構音障害の影響をもろに受け、主な格落ち要因は背白・腹白・未熟がほとんどを占めています。

今年は2等・3等米の比率が多くなっておりますが、等級の差は食味に影響しません。食味の決め手の1つがタンパク質であり、タンパク質含有率は6%前後で4年産米と同程度でありました。

秋うち・・・稲刈りが終わってから田んぼを耕す作業

稲刈りが終わってからトラクターで田んぼを耕し、田んぼの中に稲わらをすき込んでいきます。春ではなく秋のうちに稲わらをすき込むことで土が柔らかくなる、土壌中の窒素量が増えるなど堆肥とほぼ同じ効果が得られ、ワキ(硫化水素、メタンガス)の発生を抑え根腐れなどの生育障害を軽減できます。

生産者の方々は、稲刈り後も来年おいしいお米が収穫できるように努力しています。

 

美味しい‼

久しぶりの「黒松」。先日お店が放映されて、そう言えばずいぶん食べてないなぁ、と思っていたら頂きました。

やっぱり美味しいなぁ‼

ご近所さんのスイーツ男子からも頂きました。

以前もこのお店のものを頂きましたが、やっぱり美味しいなぁ‼

 

会津の佐藤真也さんからお便りが届きました。

あけましておめでとうございます。令和6年もどうぞよろしくお願い致します。

新年を迎え、会津の風景をお便りします。

1月14日、集落では恒例の「歳の神」行事が行われました(今年も我が家の圃場を使っていただきました)。今年は雪がない中を、区の役員さんが指揮を執り、お昼過ぎに子供会の協力を得て各戸をまわりワラ集めをして山を作りました。といっても年々ワラの量が減り、山が小さくなって来ているのを実感しています。後継者不足で大規模農家へ農作業を委託する方が増えているからでしょう。集落は56戸からなるのですが、ワラを出して頂けたのは半数になってしまったそうです。

夕方6時30分に点火され、昨年1年間に神棚に祀られていたお札を焚いて、収穫と家族の健康に感謝し、お正月についた餅やスルメを炙って家族で頂きました。

 

もう一枚は成田山新勝寺に行った写真です。

集落でつくる古峰講中の代参のくじが当たり、集落を代表して栃木県鹿沼にある古峰神社へ参拝してきました。こちらは火伏せの神様です。地元の観光会社のツアーに参加し、古峰神社でご祈祷を受けたあとに千葉県勝浦温泉に宿泊、翌日に成田山新勝寺を経由するコースでした。

会津を出発した朝は吹雪でしたが、関東は日差しがありとても暖かかったですね。新年から神事ごとに参加しましたが、この度の能登半島地震には心が痛みます。

12年前に襲った東北の震災を思い出すと、被害にあわれた皆さんのご心痛が身に染みます。国を挙げて迅速な復興を成し遂げ、一日でも早く普段の生活を取り戻して頂きたいと微力ながらお祈りしております。