またまた筍を頂きました。
毎日筍尽くしです。
安心で安全な美味しいお米を食卓へ田中精米店
4月に入り、日中は汗ばむ陽気となり、ようやく咲いた桜も散り始めました。そして田んぼの作業が始まりました。
まずは用水路と排水路の掃除(泥上げ)です。
全圃場を周ってスコップで一掻き、一掻き。汗もかきます。この仕事をしないと圃場が乾かないので、最初の重労働です。(集落も高齢化が進み、この重労働をサボる方が増えているように思います)私も年々きつくなってきましたが、今年からは長男が就農したので戦力アップ!その時に、用水路の継ぎ目の「目地」が壊れている箇所を確認します。経年劣化ですね。用水に水が来る前にコーキング材で補修しなければなりません。割れ目を埋めないと水漏れが発生してしまいます。清掃と補修を終えた頃、やっと圃場が乾き始めて、次は堆肥散布。
1年間かけて完熟させた牛糞堆肥を散布機(マニュアスプレッダと言います)で圃場を駆け巡ります。牛舎の堆肥舎で積み込み、これまた全圃場へGO、有機質を大地へ還元します。50年続く土づくり、我が家の一番大切な作業です。同時に父親は畦畔塗り作業で、ネズミ穴を塞いでいきます。
そして来週は「播種」作業へと向かいます。カレンダーと天気予報をチェックしながら、「明日はこっちであの作業」と、家族会議が慌しくなってきました。
今年もおいしいお米が出来るように、精いっぱい頑張って参ります。